症例165 奈良県北葛城郡河合町在住 70代女性
股関節から太ももの痛みの症状
過去に腰痛で来られていた方です。
二か月程前に階段を下りている途中につまずいてからしばらくして右の股関節が痛みだしたということでした。
歩くのも寝ている時もジンジン痛むと訴えていました。
また、この症状はどこに行けばいいかわからなかったと仰られていました。
股関節から太ももの痛みの整体
「整体1回目」
初検時、脚を引きずりながら施術室に入って来られました。
検査をすると股関節を曲げても伸ばしても開いても閉じてもどの動きでも疼痛が出ました。
じっとしていても鼠径部から膝くらいまで痛むという状態でした。
施術は骨盤矯正、股関節矯正、下肢全体の筋膜リリースと足首の矯正も行いました。
そこで再検査をすると股関節の可動域が増えて歩行も少し改善していました。
施術後に股関節の骨変形等は無いと推察できたのでそれを伝えると安心したようでした。この日は整体を終わりました。
「整体2回目」
歩行は改善していました。
股関節を動かす時の可動域制限と疼痛は残存している状態でした。
施術は前回同様に行いました。
施術後は残存するももの動かす時の可動域制限と疼痛に変化がありました。
「整体3回目」
股関節を動かす時の可動域制限と疼痛は残存していました。
「整体4回目」
前回と同じく股関節を動かす時の可動域制限と疼痛は残存していました。
この日の施術後数日してから本人から完全に股関節の痛みが消失したとの連絡があり、整体終了となりました。
股関節から太ももの痛みの考察
股関節の痛みを訴えられて来られる方は多いですが、施術に入る前に必要な鑑別は股関節の骨変形があるか無いかです。
股関節の骨変形が強度の場合は手術の対象になります。
軽度の場合は施術で痛みを和らげることは可能です。
ただ、将来的には手術になる可能性もあります。
股関節の骨変形が無い場合は今回の方のような結果が期待できます。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)